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新型コロナウイルス感染も未だ先行き不透明な部分が多く、日々の生活に不安を抱き続けてしまう毎日です。
さて、今回は、兵庫県(ひょうご仕事と生活センター)が支給している「テレワークで使用する端末(PCやタブレットなど)の購入」に関して活用できる助成金の情報を共有させていただきます。
その名も「仕事と生活の調和推進 環境整備支援助成金」です。
非常に長い助成金名ですが、概要を説明させていただきますと、
「多様で柔軟な働き方の促進を目的として職場環境整備を行う事業主に対して助成金を支給する」というものです。
例えば、以下のような検討をされておられる事業主様は、活用できる見込みがあります。
・在宅勤務(テレワーク)制度を導入にするにあたって、パソコンなどの端末費用に補助があれば、在宅勤務を進められるのになぁ。
・在宅勤務(テレワーク)を従業員にしてもらいたいが、セキュリティ面が不安なので、VPNの構築費用の補助がないかなぁ。
テレワークに関しての助成金や補助金は、2020年度は数多く発表されていましたが、端末代の補助が出るものはあまり多く発表されていませんでした。
ですが、こちらの助成金は、下記の要件を満たすのであれば、端末代も助成される見込みがあります。
① 「ひょうご仕事と生活の調和推進企業宣言」を行った企業であること。
② 兵庫県内に事業所を有し、常時雇用する労働者が300人以下であること。
③ 申請する助成対象経費について、国等の助成金等の支給を受けて(受けようとして)いないこと。
④ 過去3年間に労働関係法令に関し重大な違反がないこと。
⑤ 過去3年間に悪質な不正行為により、国、地方自治体から本来受けることのできない助成金等(委託料を含む)を受け、または受けようとしたことにより助成金等の不支給措置を取られていないこと。
⑥ 雇用保険の適用事業主であること。
⑦ 風営法に規定する性風俗関連特殊営業及び接客業務受託営業のうち店舗型性風俗特殊営業から委託を受けて当該営業を行う事業主でないこと。
⑧ 国、地方公共団体、独立行政法人、地方独立行政法人及びこれらと密接な関係のある公社等でないこと。
⑨ 暴力団による不当な行為の防止等に関する法律に規定する暴力団又はその統制下の団体ではないこと。
⑩ 県税滞納がないこと。
気になる助成額は、対象経費の1/2以内(上限1年度200万円) となっています。
助成金の申請から受給までのフローがひょうご仕事と生活センターのWEBページに掲載されていますので、ぜひ一度ご確認ください。
(転載元:ひょうご仕事と生活センター 環境整備支援助成金ページ)
在宅勤務(テレワーク)制度の導入に関してお悩みの方は、ぜひ、一度ご相談くださいませ。
あくまでも目安ですので、必ずしも助成金が支給されるわけではございません。
助成金が必ずもらえるといった情報を鵜呑みにしないようお気をつけください。